

nao to cumtin solo exhibition
Noop
2018 03/29[Thu.] - 04/2[Mon.]
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Place : KATA「naonakamura」
2F LIQUIDROOM 3-16-6 Higashi 3-16-6 Shibuya-ku TOKYO
Open Hours : 14:00-22:00
Opening reception : 03/29[Thu.]18:00-
Admission Fee : free
enquiry : nakamuranao19900715@gmail.com
Artist web : https://www.nao-to-cumtin.com
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展覧会名 : nao to cumtin個展「Noop」
会期 : 2018年3月29日4月2日
会場 : KATA「ナオナカムラ」
〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
会場時間 : 14:00-22:00
3月29日18:00-オープニングレセプション
入場料 : 無料
作家 : nao to cumtin
お問い合わせ : nakamuranao19900715@gmail.com
この度、恵比寿のLIQUIDROOMにありますKATA「ナオナカムラ」では、nao to cumtin個展「Noop」を開催いたします。
nao to cumtinは1990年秋田県生まれ。これまでハンドルネームを“ケムシのごとし”としてきましたが、“nao to cumtin(ナオツーケムタン)”に改名し、中毒性の高い一種独特のリズム音をベースにした自作自演の映像作品を得意としながらも、作品形態やジャンルにとらわれずマルチに活動しています。
今展はナオナカムラにとっても彼女にとっても、2013年の初個展以来5年ぶり2度目の個展です。
彼女は「見えなくなっていく景色の中で、そこには何があったという事実が残るのか」と言い、これまでとこれからの変わることない“そこにある事実”を今回のテーマに掲げました。
自分のバイブルとなる漫画へ出逢い、秋田から夢を描き上京し、美大受験への苦悩と挫折、恋人と過ごした時間や別れ、友人との出逢いや記憶のない泥酔など、楽しいことも悲しいことも何気ない日常のレイヤーが重なり点が線で結ばれて個人史が日々アップデートされていきます。
そんな遥か昔の忘れられない出来事にも、つい数日前の曖昧な記憶の断片にも、そこにはいつの時代も変わることない人間の普遍的な本質が事実として強く残り続けるのではないかと彼女は考えています。
今展覧会では、作家のプライベートであり自虐と自己愛に溢れた個人史的な新旧作品の集合体で構成しますが、それらは作家と鑑賞者間の相通じるものを問う場のようにも感じます。
彼女の言う“そこにある事実”は、鑑賞者の個人史の片隅にも存在していて、本質的なシンパシーを感じさせるのではないでしょうか。
展覧会タイトル「Noop」は、“no operation(=何もしない)” に由来し、スラングでは怠惰な人に向けられる侮辱を意味する言葉です。
自虐も含めたこのタイトルは、彼女自身が感覚に素直でいて、その時に受けた衝動や突き動かされる欲求を瞬発的に作品にアウトプットしているため、思考よりも行動が先を急ぐ作家性を形容しています。しかし、自然発生的なそれらはやがて彼女の思考と無意識のうちにリンクし、必然性を持って作品として完成していきます。
そして、現代のリアリティ漂うメディア表現にもフレキシブルに反応していき、潔く軽快なテンポによって完成した作品からは、ヒューマニティに満ちた彼女そのものを垣間見ることができます。
ケムシのごとし改め、nao to cumtin個展「Noop」をこの機会にどうぞご覧ください。
ディレクター 中村奈央


「Noop scene」は同会場隣のKATAにて開催されるnao to cumtin個展のオープニングレセプションと併せた初日プログラムです。
Day :
2018 03/29[Thu.] 18:00-22:00
Place :
〒150-0011 東京都渋谷区東3-16-6 LIQUIDROOM 2F
2F LIQUIDROOM 3-16-6 Higashi 3-16-6 Shibuya-ku TOKYO
Admission Fee :
Donation System(w/1D)
今イベントの入場料金はドネーション制となっております。
当日受付にて任意の入場料金を設定しイベント参加券をご購入ください。
Artist :
Kazumichi Komatsu (Madegg)
Big Dragons + Kei Murata
Kensuke Ishii
飲飲酔酔
g.a.g
Yo KAWAI
nao to cumtin
Onenight party
‘ Noop scene ’

小松千倫 KOMATSU Kazumichi(Madegg)
1992年、高知県生まれ。2009年ごろより、フィールドレコーディングで収集したサウンドデータをプロセシングした楽曲の制作を開始。国内外のレーベル・パブリッシャーから複数の作品を発表している。
近年は美術家 金氏徹平の舞台作品やファションレーベルPUGMENT等のファッションショーの音楽を担当。また空間の特徴を解析し、インスタレーションや音響作品を展開。アー ティスティックリトルプレスを制作する「yong」ではグラフィックデザインを担当する。
個展に『FAKEBOOK』(Workstation.、2016年)。
主なグループ展に『シンフォニーLDK』(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2017年)、 NUIT BLANCHE 2017 『見立てと想像力 ━ 千利休とマルセ ル・デュシャンへのオマージュ』展 (元淳風小学校、2017年)等。

Big Dragons + Kei Murata
東京で活動しています。

Yo KAWAI
京都府京都市出身。作編曲家、ミックスエンジニア。
幼少期のクラシックや仏教音楽に触れたことを原体験として音楽制作に励む。
DAW、Max/MspやReactorなどのソフトウェアとハードサンプラーなどを用い、
構築的な音像と土着的なリズムの融和を目指している。

g.a.g
がんばります

Kensuke Ishii
高密度な低域を基盤とし、ポリリズミックなテクノサウンドを構築する。モジュラーシンセを駆使し、ライブパフォーマンスを行う。
また、隔月で、幡ヶ谷forestlimitを中心にモジュラーシンセやアナログ機材を使った新しいサウンド/スタイルを提案するイベント「dummy」のホストを務める。
Next time held:4/3(TUE)dummy@forestlimit

飲飲酔酔
飲んで飲んで酔っ払って酔っ払う

nao to cumtin (ナオツー ケムタン)
1990年秋田県生まれ、現在東京在住。
インスタレーションや映像を中心に作品を展開。
自身が出演し制作しているビデオは中毒性の高い音によって構成され、ゆるさがありながらも妙なリアリティと切実感に溢れている。
2016年度からは音楽制作にも精力的に取り組んでおり、今展覧会初日は自身が企画した音楽イベント「Noop scene」が同時開催される。
活動初期名義は「ケムシのごとし」。
個展に「第831話『つよい気持ち』」(ナオナカムラ、2013)。
主なグループ展、「天才ハイスクール」 (山本現代、2013)、「どりふと」 (東京都美術館、2015)。
ライブ、「Pulsation Vol.2」 (solfa、2017)など。
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